定期考査(中間・期末)勉強会

(1)期間

中間・期末考査勉強会は、テスト開始1週間前(テスト範囲が発表された日)よりテスト最終日の前日までの8〜9日間。

(2)ねらい・内容

勉強会は中間・期末テストで点数をアップするために取り組む勉強会です。
テストの1週間前にはテスト範囲が発表されますので、各自が学習計画を立てます。
期間中、学校で追加された事項・内容理解ができていない項目・演習が足りていないと感じる項目を調整・追加しながら、学習を進めます。
およそ35時間に及ぶ勉強会において、最も重視していることは「自主性」であり、講師が一方的に内容を決めて言われたことのみ学習するスタイルではありません。
この勉強会は、3年間でおよそ15回行われますが、勉強会の成果は中間・期末テストの点数に反映されるだけではなく、受験期における伸び率に影響を及ぼします。
勉強会で立てる計画内容が「具体的」かつ「包括的」である生徒ほど、受験期の伸び方が顕著であると感じられます。
逆に言えば、勉強会で毎回行う「計画・実行・振り返り」で鍛えられ、強く落ち着いた姿勢で受験に望む底力をつけていると言えるのではないでしょうか。
この取り組みの真の目的は、高校受験合格だけではなく、高校・大学時代、さらに社会人になっても自主的に勉強するための基本姿勢を学ぶことにあります。




(3)計画の立て方

①目標(ゴール)を決める

  1. 計画を立てる際には、まずはゴール(目標)を意識することから始まります。
    各科目の前回の点数を見て、今回のテストで具体的な目標点数を決めるといいでしょう。
  2. その点数を取るために、科目ごとに、具体的に何をしなければならないかを決めます。

    例)国語の教科書を読み直す、社会の暗記しなければならない項目を整理する、数学の問題集の○ページを解く、など。




②日にちごとの割り振り方

  1. 最初に、予定表のテスト日の前日の欄に、次の日のテスト科目ごとに学習内容書き込みます。テスト前日に確認したいことを細かく全て書き込みます。

    例)単語確認、対策プリントの解き直し、間違えノートの見直し、など
  2. テスト前日より前の部分に、上記「目標(ゴール)を決める」の2番で決めた学習項目を振り分けていきます。

日にち割り振りの注意点

  • 土日など多く時間が取れる日には、時間をかけてじっくり取り組みたいことを入れる。

    例)数学の文章題のパターンの整理、社会の暗記事項のまとめ、これまでのテストで間違えていたところの解き直し、など
  • 暗記など、定着するまでに何回か繰り返したい項目は、早い段階で1回目を入れる。

    例)漢字学習は1回目を勉強会初日に、2回目を前日にもう一度、など
  • 計画通りにいかなかった場合に、やり残してしまったことを片付ける時間として、予備日や予備時間を予め設けておく。




③振り返り

前回60点だったので75点を目標にして立てた計画を実行してみたが、62点だった‥など、結果を見て、学習内容の振り返りを行います。
これは、少し面倒ですが今後に大変役立ちます。
振り返りの技術こそ、最も身につけたいことの一つです。

勉強会で行う学習計画で、上手くいったこと、あまり役に立たなかったこと、次はどう改善するかなどをできる限り具体的にしておくと、次回の勉強会はもちろん、明日からの勉強に活かせます。

例)暗記確認の回数が足りなかった勉強会より前から暗記を始めてみよう、
  ケアレスミスが多かった間違えノートを作った方が良い、など。






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