おすすめの本(幼児〜大人編)/ピーターラビット箱入り絵本セット

ピーターラビット箱入り絵本セット
著書:ビアトリクス・ポター
日本語訳:石井桃子、門崎ルリ子
福音館書店
2017年に原作者ビアトリクス・ポター生誕150年を迎え、大々的な原画展が開催されました。
中学の英語の教科書にも登場するピーターラビットのお話は、どなたでも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ピーターラビットの絵本シリーズは、ビアトリクスの家庭教師だった先生の子供に送った絵手紙が元になっていると言われています。
病気だったその子供のために、動物を擬人化して登場させることを思いつきました。
手紙の句読点は全て動物の挿絵で描かれています。(今日のSNSの絵文字のようなものだとされています。素敵な発想ですね。)
その後、1902年に『ピーターラビットのおはなし』が刊行されて以来、世界中の子供達から、ファンレターが届くのですが、その返事に、動物たちが書いたという想定の小さな手紙を送っていたそうです。
そんな、優しさと遊び心に溢れたピーターと森の仲間たちのお話が綴られたシリーズを、福音館書店が何度も改訂版を出版し続けている化粧箱入りのセット。
装丁デザインを変えながら長く親しまれていますが、この白い表紙のシリーズは、シンプルで愛らしい装丁です。(出版年不明)
この21冊(または24冊)シリーズだけでなく、1冊づつ、3冊セット、など多様に販売されています。
いうまでもなく、挿絵が素晴らしい、子供から大人まで楽しめる絵本です。






















可愛らしい挿絵の小さな絵本は、小さなお子さんを連れて外出するとき、
バッグの中に数冊忍ばせるのに最適ですね。
イギリスの森や田園風景、きっと子供も大人も楽しめるでしょう。
ぜひ、小さく可愛らしいピータの絵本を手に取ってみてください。
心の癒しになってくれるとことと思います。